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まずは検査から

説明する医師

検査がすべて終了するまでの目安は約1か月で、3~4回程度の通院となります。
受診はお一人でもお二人でも可能です。
ご都合に合わせてご来院ください。
基本的な検査を順序立てて行い、妊娠に至りにくい原因がないかを確認していきます。

検査内容

  • 01
    排卵の確認

    基礎体温や超音波検査で排卵の有無を確認します。

  • 02
    卵管の通りの確認

    卵管閉塞の原因として多いクラミジア感染の有無を採血で調べます。 必要に応じて子宮卵管造影検査を行い、卵管の通りを確認します。

  • 03
    精子検査

    精子の数や運動率などを調べます。 精子を採取するためのカップをお渡ししますので、ご自宅で採取した検体をお持ちください。 ご夫婦どちらがご持参していただいても構いません。

  • 04
    ホルモン検査(採血)

    妊娠に必要なホルモンが適切に分泌されているかを確認します。

  • 05
    超音波検査

    子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープなど、妊娠に影響する婦人科疾患の有無を確認します。 検査時間は約3分で、痛みはほとんどありません。

検査費用

検査による身体への負担は比較的少なく、多くは通常の外来で受けていただけます。
費用の目安は約2万円です。(患者さんの状態によって多少前後します)
保険診療が基本となりますが、精子検査とクラミジア検査は自費となります。

治療方針のご提案

検査結果をもとに、お一人おひとりに合わせた治療方針をご提案します。
検査結果や治療の選択肢について、できるだけわかりやすくご説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めることを大切にしています。

治療に対する考え方やご希望は患者さんそれぞれです。
ご年齢、不妊の原因、これまでの治療経過、お二人のご希望やライフスタイルなどを総合的に考慮し、最適な治療プランをご提案いたします。
私たちは、十分な説明とご理解が、納得して治療を進めるために最も大切だと考えています。
疑問やご不安にも丁寧にお答えしながら、お二人に合った治療方針を一緒に考えていきます。

治療方針のご提案

治療について

検査

まずは、自然妊娠が期待できるかどうかを検査結果から見極めます。
自然妊娠が期待できる場合は、その可能性を大切にしながら治療を進めます。

一方で、自然妊娠が難しいと判断される場合には、その理由を丁寧にご説明し、人工授精や体外受精などの治療をご提案します。
患者さんそれぞれの状況やご希望に合わせて、最適な治療法を一緒に考えていきます。
代表的な治療法について、以下でご紹介します。

治療内容

タイミング法

超音波検査で排卵の時期を予測し、妊娠しやすいタイミングをお伝えします。 自然排卵で行う場合もありますが、排卵が不規則な方には、必要に応じて排卵誘発剤を併用します。
タイミング法は、精液検査に大きな異常がなく、卵管が通っていることが前提となる治療です。
当院ではタイミング法で妊娠される方の多くは6か月以内に妊娠されています。 6か月程度治療を続けても妊娠に至らない場合には、人工授精や体外受精など、次の治療へのステップアップをご提案することがあります。

排卵誘発剤による治療

排卵が起こりにくい方や、排卵の時期が安定しない方には、必要に応じて排卵誘発剤を使用します。
レトロゾール(内服薬)、ゴナール(自己注射による排卵誘発剤)などを用いて、患者さんの状態に合わせて排卵を促す治療を行っています。
排卵を安定させ、妊娠の可能性を高められるようサポートいたします。
排卵障害以外に大きな原因が認められない場合、当院の治療データでは、治療開始から4か月以内に約50%、8か月以内に約70%の方が妊娠されています。

人工授精(AIH)

精液検査で精子の数や運動率が低い場合に行う治療です。
採取した精液から運動性の良い精子を選び、細いチューブを使って子宮内に注入します。
精子と卵子が出会い、受精して妊娠に至るまでの過程は、自然妊娠と同じです。
「人工授精」と聞くと、人工的なことをするようなイメージを持たれるかもしれません。
しかし、受精は体内で自然に行われるため、妊娠に至る過程は自然妊娠とほぼ同じです。

排卵予想日に精子をお持ちいただき、精子を洗浄してから人工授精を行います。 洗浄には約1時間、子宮の中に精子を入れる処置は3分程で終了します。
痛みはほとんどありません。

手術による治療

子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープなど、妊娠に影響する可能性のある婦人科疾患が見つかった場合には、手術をご提案することがあります。

手術が必要かどうかは、ご年齢、病変の位置や大きさ、症状、妊娠への影響、今後の治療方針などを総合的に検討して判断します。 治療の必要性や方法について、患者さんごとに丁寧にご説明します。

排卵誘発剤による治療

子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープなど、妊娠に影響する可能性のある婦人科疾患が見つかった場合には、手術をご提案することがあります。

体外受精

体外受精とは、卵巣から採取した卵子と精子を専用のシャーレ(ガラスのお皿)の上で受精させ、育った受精卵(胚)を子宮内に戻す治療です。
体外受精をご希望される方には、事前に当院の不妊治療説明会を受講していただきます。
体外受精が必要と考えられる理由、治療の流れ、期待できる効果、リスク、費用などを十分にご説明し、ご理解・ご納得いただいたうえで治療を進めます。 詳しくは、体外受精についてをご覧ください。

妊活のこと